33歳で手取り22万の僕が1億円を貯められた理由
政府や東京都からの自粛で会社は大幅に収益が悪化しています。大手企業として周りからの目もあり、自粛指示を出したのは会社なのに、自宅では仕事ができていない!成績が上がらない!段々と社員に対して疑いや否定をしてきた会社にムカついている
平凡サラリーマンのma-kunです。
僕も営業マンなので数字(売り上げ)は当然欲しい
そして自粛も辛いし、戻れるなら元に戻りたい
みんなが我慢しているのに連休明けて
我慢できなくなるのが会社が先とはびっくり
正直言って大打撃ってほどではないのに...
少し愚痴っぽくなってしまいすいません。
今回のテーマは2020年3月25日発行の
「33歳で手取り22万の僕が1億円を貯められた理由」
です。著者:「井上はじめさん」と言う
一般のサラリーマンの方です
イケハヤ大学でオススメ本として登場していました
買ってみて読んでみてたら実に具体的な方法で書かれれて非常に読みやすく分かりやすかったのでご紹介します。
よくあるこのジャンルの「お金貯められたよ本」は
”境遇”や”運”や”まぐれ”とか結構”現実離れ”した本が
多いですがこの本はタイトルにある通り
手取り22万円という一般のサラリーマンよりは
収入で言えば少ないし33歳なので年齢的にも結構リアルな感じで親近感もありますね
最初に結論から言いいますと
「本当に簡単だ真似してみよう、そして僕でも簡単にできそうだ」です
非常に読みやすくメッセージもシンプルなので
僕なりの感想を加えて簡単に紹介します。
大きく4つの章で構成されていますが、
本書の真髄は2章と3章で、ここが具体的です
第1章 半身不随から始まった僕の1億円への道
いきなり衝撃的なタイトルですが、27歳の結婚前に事故で約2年半社会復帰できなかった
その際に”不幸中の不幸”でさらに2つの追い討ちが...
①事故の相手が自動車保険に加入しておらず相手から1円ももらえなかった
→相手は赤信号で信号無視なのに
②通勤途中の事故にもかかわらず労災がおりなかった
→会社には駅までバス通勤申請していたのに自転車通勤中の事故によって会社にバレて懲戒までくらいその分の交通費返済させられた(節約のため)
こんなスタートの本書ですが、社会復帰できない間は金欠で途方にくれる”はず”ですが
手取りは少ないのにケチ(節約)な生活で2,000万も貯め込んでいて
お金があることで安心できていたと。だからお金は大切
そしてなぜ2,000万も貯められたのか?ここがこの第1章の核となります。
結論は節約です。これは以前紹介したFIRE本と基本的なマインドは似ているのでこちらも参照(金持ちは基本ケチで節約家が多い)
ma-kun2020.hatenablog.com
では具体的に見ていきましょう→月10万円は必ず貯蓄する。
居住費は極力抑える。運よく入社3年間は1.6万円の社宅暮らしができたが、
それでも質素な生活になるのが普通の感覚だけど
貯蓄していく喜びと服や車に欲がなかったのも貯蓄できた要素
これは金持ちにも共通していますがみんな”ケチ”なんですね
「ケチで無駄使いしないからお金が貯まるし増やせる環境を作れる」
そして社会復帰前に何度かの失敗している
①デイトレードで失敗
②与沢翼塾に入るがアフィリエイトできず失敗
そして千葉県我孫子市の実家へ夫婦で居候するのであった
これで1章はおしまい、2章へ続く。
お金本を読み漁ったり、お金系YouTubeでも口を揃えて
「最初に高級商材は絶対に買わない事」この精神は鉄板で
ブログでもアフィリエイトでもなんでも今は
無料でノウハウが公開されているのでそちらからスタートするのが
基本中の基本。著者はここをミスって与沢翼塾で大金を払ってしまった
第2章 僕は人生最大の発見をしてお金を増やした
・世界は常に成長している(まさにFACTFULLNESS)
・イコール世界経済に投資したら損はないはず
・株の個別銘柄では倒産リスクある
・であれば投資信託で買い続ける
・いつ成長するとか読むことは難しい
・だから毎月10万円買い続ける
・ドルコスト平均法
・SBI証券で口座解説(手数料最安値)
・買い方レクチャー(4つの壁)
・毎月10分だけの3つのルール
・同じ方法でも今からでも全然遅くない
・具体的なQA
この流れの第2章で大事な1点は
「毎月10分だけの3つのルール」これが一番の肝です
①【記帳ルール】毎月1日に運用成績を記録する(積立額とその時点の資産評価額)
②【売却ルール】2つのタイミング必ず全てを売却そして再投資する
・右肩あがりの局面では利益が20%確定したら必ず売却する
・右肩さがりの局面では絶対に売却せずに買い続ける、その後損益が+100%超えたら売却する
③【売却後の積立てルール】②で売却した利益を10年でわり毎月投資額に上乗せして投資する
このルールを守るだけ、なので株価が上がった下がったに一喜一憂せずに毎月自動的に買い続けルール通り売却するのみなので経済にも株にも詳しくなる必要はない
そして著者の名言として「これほど、つまらない投資はない」です。なぜか?
もっと株や投資に詳しい人はもっと短期で増やそうとしてFXやデイトレード、仮想通貨など他にもどんどん手を出す
もっと詳しくない人は株は怖い投資はギャンブルだと思ってそもそも投資しない
だからこの「つまらないが確実に増えていく投資」はニッチで真似できるけどしない
デメリットとして世界が成長し続ける事が前提のスキームなので2050年までは伸び続けることと日本に限定しない事がリスクヘッジとなっており世界経済に投資するのは個別銘柄でない事が逆にメリットになる
なので個別にAppleやFacebook、Netflixの株を買うとかはしない。
第3章 僕は、居住費を払いたくなかった
ここは不動産屋の僕からするとなんとなく予想ができた
居住費を実質0円にする「ヤドカリ戦法」だ。
仕組みは超簡単
・中古マンション購入
・リフォームする
・購入時より高く売る
これを繰り返す、著者は9回目、僕は5回目(全て新築でリフォームはしていないが)
これはできるけど知識と経験がないとちょっと怖いかもしれない
例として著者は
築37年43㎡1300万で購入→リフォームして2年住む→2400万で売却
買う時、売る時の手数料とリフォーム費用差し引いてもプラスになり
結果、住んでいた2年間は居住費が実質0円という仕組み
住んでいる期間は当然月々のローンや管理費などかかる
不動産の売却でプラスになれば結果的に実質0円は
僕でも経験がありこれは経験の知識があれば可能です
ここでも著者は事務のサラリーマンなので不動産の知識も経験もない
なのになぜ?できたのか?不動産投資のスクールに通っていた
奥様からは相当冷ややかな目で見られていたらしい
デイトレで失敗→矢沢翼塾で失敗→その後は不動産投資スクール
失敗の繰り返しであるが、不動産投資は節約と相性が良かった
相場を知るためにやった事
・毎日ネットで中古マンションの相場のチェック1日30件
・気になる物件は現地を見にいく
・30件×30日=900件/月
・ずっと見てるだけで割安な物件がわかるようになる
・すぐ買う必要もないが見続ける事
僕から言わせれば正論だ、そして割安物件は
急遽出てくるので即決が条件ととなるが
毎日毎日ネットで見ているだけで相場観はつくのは事実
そして即決!〇〇円なら今買います!と言い切ること
①投資信託に、②不動産ヤドカリ作戦
シンプルにこの2本の柱で資産形成していた
マインドの根源はお金が欲しい欲望よりも
「徹底した節約家思考」だと思う
第4章 億万長者になって具体的に変わった事
いよいよ最終章ですが、真髄は2章と3章なので
最後はまとめと感想のようなものです
・節約思考で2000万貯めたことで事故しても安心だった
・投資の失敗経験があったからこそ「つまらない投資」で継続できた
・居住費を下げたい思いで、ボロマンションリフォームしたのは
儲けるためより節約のためだった。
・そしてこれからもこれを続けていくことで指数関数的に資産が増やせる
・1億貯めるのは楽でも短期間でもないが継続が力
・投資のルールをはじめに決めて途中で変更しないこと(3つのルール)
・これで一喜一憂のストレスはなくなる
非常に具体的に内容が書かれていて
僕もマーカーや書き込みをした本は結構ボロボロに
なってしまった。
しかし、この本から学べることは多く
僕的には毎月10万円は無理だが投資信託初めてみます!オススメです!
では、また明日。
超大まかな流れの説明だけなので中身を詳しく知りたい方は読んでみてください。
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