そろそろ年収1000万を捨てる僕

年収1000万サラリーマンが2020年をスタートに副業・副収入を増やしフリーランスになるまでの過程をリアルタイムに毎日更新していく様を赤裸々に綴ります。

FIRE最強の早期リタイア

今回のテーマは
【 FIRE最強の早期リタイア 】
最速でお金から自由になれる究極のメソッド
です。

まずFIREって何?
・Financial ・Independence ・Retire ・Early
=経済座的自由になり早期にリタイアすること

これが今ムーブメントになっていて
FIRE達成者を【 FIREの民 】とか呼ばれてもいます
しかも”リタイア”って日本では完全に老後って
イメージですよね?

ここで言う”リタイア”は老後の生活を早くする
ではありません✖️✖️ 安心してください
お金という呪縛から抜けて=経済的自由を手に入れて
”リタイア”=くだらない会社・仕事を辞めて
上司や出世や”しがらみ”から抜け出すことなのです

速い人は30代で達成し悠々自粛的に世界旅行を
楽しんでいるとの事
マジかよ?すごい?うらやましい
でもどうやって?でも元々大金持ちなんでしょ?
なんて思って本書を手にとった
著者は中国生まれカナダ育ちの女性クリスティーさん
超がつくほどの貧乏育ちで小さい頃の遊びは
医療廃棄物の山から5セントの価値あるものを
探して売って生活していた
家族全員で1日を44セント(約50円)
で暮らしていたこともあったという

そんな女性の超具体的な生々しい方法で
見事に31歳で【 FIRE達成! 】そして
今では世界旅行の日々で悠々自適な生活をしている
そして長年の夢だった執筆活動もしている
プロのモノ書きでもある
そんな本なので”一気読み”でした
そしてただいま絶賛読み返し中です
それほど面白い本なのでこちらでご紹介

【 この本の大きな流れから説明します 】

著者のクリスティーは幼少期の極貧生活から
究極の”欠乏マインド”の持ち主である事
次に具体的な事例を元にどれだけ貧困だったか語る
極貧だからこそ普通の生活に憧れていて
日々の生活でいかに”ケチる”か、いかに無駄があるか
お金をむしり取る悪魔を具体的にご紹介する
そして収入から支出をいかに減らし
投資でいかに増やすかの具体的な方法の紹介になる
まずはポートフォリオの作り方
”現金クッション”と”利回りシールド”という
独自の武器の紹介をし、その問題点も解説
リタイア達成し旅行する事がお金を浮かせる
事実を教えてくれる
その後、具体的なQAにすすむ
保険は?子供は?負の側面は?
最後にはFIREの民にも種類があることを
紹介して本書を締めくくる
こんな流れです。
流れ説明だけでもまあまあのボリューム

【 めちゃくちゃ簡単に言うと 】
貧乏だったからケチってケチって
余らせたお金を投資に回し増やし
31歳で1億貯めて投資の運用益
だけで生活できてしまうから
世界中旅行していても資産が減らない
むしろ増えているって言う成功方法本

【 大きく分けると7つ 】

1.欠乏マインドとは


まず、欠乏マインドって何?って話ですが
著者の紹介でもありましたが幼少期の極貧生活が
まさに彼女のマインドのルーツです
アメリカの平均日収の1%(約1500円)で家族
3人で暮らしていたことで、自然に身についた能力
と言うかトラウマと言うかハングリー精神みたいなモノ
これが他の人よりも圧倒的に強かった
「何かが不足しているとき、それはあなたの
生活において最も重要なものになります」

2.欠乏マインドの具体例


ではどれくらいか?
桃のシロップとダンボール箱とコカコーラの缶
貧しい暮らしの中で母親はパートを
常に変えるほど仕事自体がなかった
そんな中パート先で捨てられていた
缶詰の桃のシロップを持ち帰っては
家族で飲んでいた話ほど極貧生活

バービー人形などは当然買ってもらえず
ダンボール箱で家を作っていた話

コーラを初めて父親から買ってもらった時
飲み終わった缶を毎日抱きしめて寝るくらいに
コーラの缶だけでもありがたかった話

他人のゴミが著者には宝物だったと語っています

3.日々の支出のおさえ方


そんな彼女は中国の人口3000人の農村から
親の都合でカナダへ移住しますが
そこでも極貧生活が待ち受けている
それでもなんとか大学まで行き
稼げる可能性があるって理由だけで
システムエンジニアに就職していきます

ここでの就職や大学の選び方が面白い
こんな仕事したいとかやりたいとかの
情熱は稼げるとはイコールでなはない
かかる学費と就職した業界に平均収入を
照らし合わしてコスパがいい学部に入り
就職もSEを選択した決して憧れでも
情熱でもなくコスパ(金)が全てと言う考え方
これに従って彼女はSEになったのだ

その他全てのローンは敵である
消費者ローン・学生ろーん・住宅ローン
銀行の窓口勧められる金融商品は全て
銀行の販売員と手数料が目的
本当の強盗は銀行の販売員とまで言う

そして”消費”よりも”経験”体験”に支出せよ
”消費”は麻薬と一緒でコカインの例え話が面白い
コカインは初めて吸った時のハイの感じを
忘れららず中毒になると言う
だから中毒になると1回目より多く摂取し続ける
そうしないとハイになれない これを
「最初のハイを追いかける」と言う
刺激は同じだが、脳の期待値が上がってしまう
ラクリが理由だと分析されている

だからブランドものや欲しいものは
キリがない、麻薬と同じだから
消費はモノでなくコトをせよ
コトは最初のハイを追いかけずに
自分に吸収されていく

ここのまとめとして
「より多くのモノを所有するほど、人は不幸になり、
よりストレスを抱える」逆に
「より少ないモノを所有し、旅行や新たなスキルの
習得など経験によりお金を使うほど、
人はより幸福になり、より人生に満足する」

4.ポートフォリの組み方


いよいよポートフォリの組み方ですが
結論から書くとこれが最終形
全体を100として
・債権40%
・株式60%
・株式の内訳はカナダ・アメリカ・EAFEを20%づつ
※EAFE=欧州・オーストラリア・極東
証券会社が嫌がるインデックスファンドSP500
手数料が安くリスク低いため
個別銘柄は絶体に保有しないのが特徴
このポートフォリオで完璧な訳でなく
経済が動くたびにつどリバランスしていく
例えば金融危機後は債権割合を50%までUP
著者と夫の二人で試行錯誤した
ポートフォリオである
※詳しくは本書参照

5.現金クッション・利回りシールド・4%ルール


【 4%ルール 】働かなくてもいいルール
ポートフォリオの4%の資産で生活が成り立てば
95%の確率で貯蓄が30年以上持続する
つまり、リアイアできるタイミングは
貯蓄額でも年収でもなく貯蓄率なのです

【 現金クッション 】
金利の高い口座に貯蓄しておく現金のこと
【 利回りシールド 】
ポートフォリオの中のカナダ部分20%を
RIET・優先株・高配当株・社債
この4本柱に置き換えるテクニック

このあたりは紹介しきれないので本書参照

6.だから世界を旅行する


ここはなぜ?と思った人も多いですが
仕組みは簡単です
約1億のポートフォリオから年間400万(4%)
が利益としてあり、カナダで1年生活するよりも
世界中旅している方が400万円を下回るから

物価の高い国で稼いで物価の安い国で暮らす
これを1年通して欧州・アジア・アメリ
など回ってもトータルは400万円かからなかった
結果、資産は減らず逆に増えている
しかし知らない人には遊んでいるように見える

7.まとめ


まとめると約1億貯めて4%で投資して利益以下で
生活できればFIREの民ってコトですが
いきなり1億は貯められないって方に
サイドFIREという提案もある
半分は利益で半分は仕事の収入で生活する
これで嫌な仕事からやりたい仕事にシフトできる
FIRE後も著者は経済的自由から気持ちも
落ち着き夢だった執筆活動ができた
生活するための仕事でないので
良い仕事ができるし焦る必要もない

こんな暮らし手に入れて”みたい”ですね
”みたい”ではなく実現するために”何する”
から初めてみます
まずはポートフォリオから
そしてSP500から
証券口座の開設から
色々スタートしてみます

では、また明日。
ma-kun2020.hatenablog.com